フェアリー使い的に興味があったのでざっくり翻訳。主に自分用です。
結構意訳が多いので、大体こんなこと言ってんだな、位で読んで下さいね。
正確なところは原文読んでいただけると。


Brewing Modern with Aether Revolt: Fuse Combo and Faeries
http://www.channelfireball.com/articles/brewing-modern-with-aether-revolt-fuse-combo-and-faeries/

◆ここから◆
【霊気紛争によるモダン環境の醸造:”融合”コンボとフェアリー】
先週、「《致命的な一押し》が今後のモダンに与える影響」について少し話した。
今日はこのカードが強化するであろうデッキについてと、
このフォーマットでプレイされるであろう他のカードについて少し話そうと思う。
ただ、忘れないでほしいのは、重要な2枚のカード(ギタクシア派の調査、ゴルガリの墓トロール)が禁止されたモダンと言う環境がどうなるのかはまだわからないということだ。
あくまで、これから開発していくデッキのアイデアであって、完成されたデッキリストでは無いことに注意して欲しい。

【巧技サイクル】
霊気紛争における”巧技”サイクルはスタンダードでも十分にプレイする価値がある。
しかし、通常キャストできないカードをキャストする、あるいは、他の方法でコストを代替してキャストできる呪文、というのはモダンではコンボパーツになる。
今回のキーワードは”融合”だ。
”巧技”でこの呪文をキャストする場合、カードの両側をキャストする事ができる。
例えば”巧技”で《変化/点火》をキャストするなら、《変化》と《点火》の両方をキャストする事ができるんだ…たとえ合計のマナコストが5だったとしても、だ。

ここでは”巧技”に触れたが、同じ目的で使える新しいカードがある。
そう、《瓶詰め脳》だ。
2つカウンターが乗ったこいつも同じように融合カードをキャストできる。
例えば《強行/突入》や《唯々/諾々》だ。

最初は使い道を見つけるのが難しかった《カーリ・ゼヴの巧技》だ。
こいつはクリーチャーを必要とするが、全てのデッキが早いターンにクリーチャーをプレイするわけじゃない(し、君が対象に取ったクリーチャーが生贄に捧げられることだってある。親和とかね)。
Saffron Oliveの記事を読んで、マナクリを使うことでコンボの速度を上げ、クリーチャーを準備できることに気がついた。
これはさっき言った問題に対する完璧な解答に思えた。
だからデッキを微調整して、マナを生む奴ら(と、東屋)のための障害を取り除いた。
最終的に、完成したデッキは彼のものと良く似ていた。
(彼は《瓶詰め脳》よりも《裂け目の突破》を優先したが、俺は瓶がベターだと思う。もちろん、突破も良いカードだ)

(デッキリスト略)

このデッキを緑無しでプレイすることはできる(オリジナルはそうだった)
しかし、クリーチャーを対象に取らなければならない《カーリ・ゼヴの巧技》の信頼性はやや落ちる。
このデッキには妨害手段が一切無いが、速やかに相手を殺すから妨害するのが難しい。(全ての呪文が同時にキャストされ、対応するタイミングがないので、墓地対策から逃れることができる…ただし《安らかなる眠り》や《力線》はどうしようもない。対戦相手がこれらを持ってるなら、君は常にこれらをなんとかできる事を祈るしか無い)
俺は、最初に”最速コンボ”を目指して、サイド後に妨害を足して様子見をしながらコンボを決めに行く手段をとるかな。

今のところ、このデッキはいくつかの方法で3ターン目(か、2ターン目)に《強行/突入》をキャストすることができる。確率的には75%以上だ。
《御霊の復讐》とは違って、プレイしたクリーチャーはずっと場に残ることは覚えておいて欲しい。
だから、もし君が《引き裂かれし永劫、エムラクール》を当てれば即勝ちだろうし、《無限に廻るもの、ウラモグ》《グリセルブランド》を当てれば《流刑への未知》で対処を迫ることができる。
《グリセルブランド》の場合は次のターンにも同じことができる。
ちなみに、幾つか2~3ターン目に可能な動きを載せておくよ

(略)

もちろん赤巧技の代わりに《スラムの巧技》を採用しても良い。

簡単な除去として赤や白のどちらかを採用しなければいけない、ということはない。他の色を使っても良い。
実際俺はジャンドやスゥルタイでビルドして、今日は他のオプションを検討しようと思ってるよ。

【青黒フェアリー】
新しい青や黒のカードが公開されると、誰かが俺のところに来てこう聞くんだ「フェアリーの復権かい?」ってな。
俺の答えはいつも「そんなことはない」だ。
何故なら、フェアリーというデッキには大きな問題がある…”ただ強”ってほど良くはないことだ(※ここ超意訳です)
《呪文づまりのスプライト》や《霧縛りの徒党》をプレイしたときでさえ、常に良い状況であるとは限らない…《瞬唱の魔道士》や《修復の天使》みたいに手軽に強い奴らもいるしね(※結構意訳です)

この状況は一切変わっていない。
ただ、《致命的な一押し》というカードがフェアリーのデッキレシピに大きな影響を与えたというのは否定できない。
俺は何度だって除去スペルを打ってきた…特に《稲妻》だ。
マナの問題というのはいつだって厄介だったが、俺達はそれに対する完璧なカードを手に入れたんだ。
(稲妻のようにマナコストの安い疑似確定除去が手に入ったね、的な)
だから、フェアリーが復権するとするなら、それは今だ。
加えて、ドレッジは基本的に相性が悪すぎる相手だったが、今は数がかなり減るだろうし、最速(ドブン)じゃないならなんとかできる。

このデッキには《致命的な一押し》(の紛争を達成する)ためのフェッチはそんなに入っていないが、俺はそもそもソレがそんなに必要だとは思わない。
このデッキには沢山のチャンプブロッカーがいる。
もしファッティを除去ろうと思うなら、トークンかスプライトでブロックしてからこれをキャストすればいいんだ。

ピン刺しの《ペンデルヘイヴン》は奇妙に見えるかもしれないが、(色)マナの問題が無いならとても良いカードだと思う(特にこのデッキに対して狂ったように強い《未練ある魂》に対してだ)。
このデッキには2色土地が16枚採用されていて余裕があるから色マナの問題は起きにくいと思う。
もし君がやりたいなら無色の土地枠として《地盤の際》を使っても良いが、個人的には《ペンデルヘイヴン》を推しておく。

《致命的な一押し》を採用するデッキを頑張って探さなくても、思うに、例えばグリコンみたいなアーキタイプで普通に採用されるはずだ。
今週末にはモダンにある、いろんなアーキタイプがアップグレードされてくるはずだから、君も確認してみてくれ。
その中には新しい構築もあるかもしれない…そう、例えば禁止を乗り越えた新しいカタチのストームデッキとかな!

◆ここまで◆

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